値がばらついた出力を得た時にこのような疑問点が生じます。 まず散瞳径についてですが、部屋を暗くしたら自然に散瞳しますが、散瞳径には個人差がかなりあり、レーザーが2光束通らないこともあります。最新のNAVIでは散瞳径が5mm以上あれば測定できるように調整を行っています。
血流値がばらつく傾向にあるとき、始めに何もしない状態で測定してコントロールにしようと思っても、最初は患者さんが緊張して(ストレスで?)血流が低めの測定値を示すこともあります。
例えば3回続けて測定して、散瞳径がぎりぎりだったために値がばらつく印象でしたら、散瞳剤を使った方が位置合わせの誤差が減って値が安定する場合もあります。