エラーフレームというのは何ですか?
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フレームごとに正常なデータでない場合にエラーフレームと言い、エラーフレームの種別についてはメインフォームの下のバーのError Infomation に表示されます。
たいていの場合は、"TrackingErr"と表示されるはずです。
トラッキングによるエラーの場合、大きく分けると2つの理由があります。

一つは固視微動検知によるエラーです。 固視微動を起こしているフレームはカメラのシャッタースピードよりも早く移動します。そのため、そのフレームを含めて解析してしまうと間違った値を出して しまう可能性があります。この機能はVer.3から取り入れられました。ただしこの検知機能はとても優秀というわけではありません。まれに心拍の立ち上が りの部分にエラーが見られる場合は、誤って検出している可能性が高いです。もしもこの検出機能を調整したいのであれば、"Sys.ini"の内容を編集し てください。このファイルはおそらく、”C:\Program Files \Softcare.,Ltd\LSFG Analyzer”ディレクトリの中にあるはずです。ファイルを開き、"KOSHIBIDO_SHIKIICHI"の値を増やして下さい。そうすることに よって検出機能は鈍くなります。最大1まで増やすことができます。値を1にするとこの機能は無効になります。

2つ目の理由は追跡移動の限界を超えたエラーです。
測定開始時に乳頭が画面中央にあったとして、その後固視が維持できず乳頭位置が右に大きくずれてしまったような場合が該当します。現在の追跡距離の限界値 は基準のフレームに対して100pixです。なぜならば、それ以上追跡してしまうと、HeartBeat や Compositeマップを作製する際、サンプル数の不足する領域が出てくる可能性が高いからです。