どんな装置なのですか?
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下図はLSFGシステムの外観で、眼底カメラ、3Dステージ、測定ソフト、解析ソフトが動作するパーソナルコンピュータで構成されています。オプションで外部固視灯、電動光学台がつく場合もございます。レーザーは近赤外光を用いているので、通常の観察光の照明と比較すると、目に対する刺激はほとんどありません。 IEC60825-1に基づくクラス分類では第三者の校正機関によりクラス1と判定されており安全です。最近の装置では、眼底の位置合わせも近赤外光で 行っているため、測定は更に容易になっています。測定は数秒で終わり、結果を画像ファイルにして保存できます。
LSFG-NAVI


眼科用LSFG開発の歴史として、マップサイズがどのように変遷してきたかを下図に示します。
初期は視神経乳頭のごくごく一部のみしか一度に測定できませんでしたが、装置の改良により、現行のLSFG-NAVIでは、視神経乳頭から黄斑部付近まで1度の測定で得ることができる様になりました。


history of blood flow map

装置の外観も変わっております。 初代から第4世代までは眼底カメラにレーザー出力部とセンサー部をアタッチする構成でした。
医療機器認証品となった第5世代においては、カメラユニットが専用のものとなりました。



history of device